Change the Future

IT系のエンジニアから、中国にて外資系企業で国際感覚を学ぶ。エグゼクティブ向けのパーソナルコンサルティング、日本人が世界に出て活躍するためのサポートをしています。http://future-makers.net/

2019年鈴鹿8耐 42回史上稀に見る衝撃のフィナーレ

今年も鈴鹿サーキットに来ました😊

暑い!そして熱い❗

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モータースポーツに興味のない方は、何がいいの?と思うでしょう。

 

まずはオープニングをご覧ください。


2019鈴鹿8耐オープニング

生で見ないと分かりませんが、大排気量のエンジン音

大爆音が鳴り響くサーキットは

アドレナリンが出まくるのです。

普段は味わえない興奮とトキメキ感(笑)

 

さて、今回お伝えしたいことは「勝負運」

まぁ実際に衝撃的な出来事を観察していると、様々な気づきを得られます。

 

その前に、実際の映像をご覧ください。

8時間が正に終わろうとする、カウントダウン時の映像です。


2019鈴鹿8耐 史上稀に見る衝撃のフィナーレ

 

な、なんと、サーキットにレーサーが居ない…

バイクが1台も走っていません。

これ8時間耐久レースのゴール。

ファイナルシーンです。

 

通常は、1位も最下位も8時間よくやった❗あっぱれだ❗と

拍手喝采ウィニングラン

選手もバンザイのポーズを取りながら、大声援を受けゴールを迎えるのです。

 

だ、誰も居ない…

会場があ然としています(笑)

 

まぁ、何が起きたのかは、本当にかんたんに言うと

ファイナルラップでトップを走る選手がこけたのです。転倒。

その瞬間に『赤信号』となり全員ストップ。

後続車を危険から回避するために、『赤信号』となりました。

サーキットでレッドフラッグになると、走行不可の印です。

 

レース中アクシデントがあると

「レッドフラッグ ー 停止」「イエローフラッグ ー ゆっくり走行」

と、ままある事ですが

まさか終了まであと2分、あと2分前で赤信号になるとは…

そのまま8時間が終わり、レース終了という結末になったわけです。

 

チェッカーフラッグが無いゴール。

サーキットにレーサーが居ないフィニッシュ。

騒然、唖然となる場内。

 

残り30分前からのジェットコースターの様な大混戦

鈴鹿サーキット8時間耐久レースとは

8時間という長丁場で、どれだけサーキットを周回できるかを競うレースです。

ワークスチームという

HONDA、YAMAHA、KAWASAKI、SUZUKIという大企業が

資本と技術の総力をかけて挑んでくる玄人集団と

仲間を集めてお祭りのように参加するプライベーターというアマチュアチームがいます。

プロもアマチュアも関係なく、競えるのが鈴鹿8耐の魅力なのです。

 

42回を迎える、今回のレースは

天候に恵まれたことも在り、とても穏やかなレース展開でした。

事故やマシントラブルもなく

史上稀に見る完走台数になるのでは❗とMCの方も実況されていたほどでした。

 

しかし、、終盤も終盤

30分前から雲行きが怪しくなり、なんと雨がポツポツ降ってきたではないですか。

 

ここから面白いように、様々なマシントラブルやアクシデントが続発(笑)

 

まず、どこかのチームがマフラー(排気管)を落とし

サーキットに転がったマフラーを踏んでしまった選手がもちろん転倒

えー!!!あと30分でゴールなのにリタイア!!!!と場内が騒然となります。

 

そのあたりから、上位争いをしていた3チームの番狂わせが始まり

三つ巴の大接戦となります。

「えっ。おー!あー!!抜かしちゃったよ!」

と、順位が入れ替わる瞬間は、

神業を目撃したような感覚となり

これでも場内騒然(笑)

 

どんどん終了時間が迫ってくる中で

マシンから白煙を上げるバイクが❗

これがかわいそうに、あと5分のところでまさかのリタイア。

えー!!!

更に追い打ちを掛けるのが、シーズンチャンピオンシップという

今年の全ての大会のポイントの累積で表彰されるクラスがあるのですが

シーズンチャンピオンシップ145ポイント ー 1位 SUZUKI

シーズンチャンピオンシップ144ポイント ー 2位 KAWASAKI

 

1ポイント差で競ってたんです。

で、5分前でリタイアしたのはSUZUKI(笑)

あと5分…あと5分逃げ切ればシーズンチャンピオンだったのに orz

まさかあと5分前で煙まみれになるとは誰が想像していたでしょう。

 

流石に、マシントラブルでコースアウトした選手は

頭を抱えてうなだれていました。そりゃ、当然ですわな。。

 

まぁ、これで場内が更に騒然となり

もはやお祭り騒ぎです(笑)

 

で、どうもこの時に、サーキットにエンジンオイルを撒き散らしながら

走ってしまっていたようで…(実際には分かりせん)

 

あと2分。終了時間まであと2分のところで

トップを走っていた選手が転倒❗→即レッドフラッグ→全員ストップ

→誰も居ないフィニッシュ

場内空前絶後の大騒然…

 

となったわけです。

 

1位も2位も3位も216周で、後は何秒差というところでストップ❗

 

なんでしょうね。

ごちそうが口に入る瞬間に床に落ちた

みたいな感覚でしょうか。

 

勝負運を分析する

結局、順位発表は判定待ち。

ファイナルラップで転倒し、レッドフラッグで全員ストップのため完走にならず。

結果も2転、3転し

 

1位 Kawasaki Racing Team 216周
2位 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 216周
3位 Red Bull Honda 216周

 

という結果となりました。

 

シーズンチャンピオンも、8耐終戦もKAWASAKIがかっさらっていった

ということになります。

 

お前ら7時間30分、何していたの?

 

という状態、状況になるなんて

誰が予測していたでしょう…

 

というくらい、ぎゅーっと濃縮された僅かな時間の大波乱と大混乱。

 

そこをすり抜け、それを味方につけ、それに助けられ…

そこにちょうど引っかかり、それで負け、それで全てが水の泡に…

 

この差って、本当にごくごく僅差。極僅かだったのです。

 

無意識を研究している私にとっては

本当に考えさせられた出来事でした。

 

実力の差なんて僅かな世界においては

最後は運だわ

 

そう確信したのでした。

 

運はまさに無意識の領域

レースの最高速度は時速300km/hを超える

驚異的な世界です。

いくら動体視力が良くても、見えません。

 

ただし、例外があって

アドレナリンが異常に出ているときだけ

どんなにスピードが早くてもスローモーションの様に

はっきり、くっきり見えています。

 

要は、これがゾーンに入っている状態、というやつです。

 

世界クラスで戦っている人の

練習量や技量も半端ないですが

「高密度の集中力がどれくらい継続できるか」

これに全てがかかっています。

 

2017年の8耐観戦の際の考察にも書きましたが

会場や周囲の選手からの「混乱」「不安」などの想念に

巻き込まれると雑念まみれになり、ペースを乱し

あれよあれよとパフォーマンスが落ちていきます。

 

何万人という観客から発せられる

「えぇ??」「あ゛ー!!!」という雑念の塊

巨大なノイズ想念に伝染したら、選手は終わりです。

 

それに、もろともしない普段のメンタリティ

『無意識に何が入っているか』

で、その瞬間が決まります。

 

もう、時速300km/hの世界で

思考で判断は追いつきませんね

何で判断しているかというと

瞬間、瞬間の無意識が行っている選択・判断・決断です。

8時間がその連続。

 

もっといってしまえば、

その場の無意識の判断というより

その前から無意識に何が入っているかで既に8割決まっている

と言っていいでしょう。

 

だから、普段
どのように考え、どのように感じ、どの様な姿勢で取り組んでいるのか
これが瞬間の出来事の勝敗を分けていると言ってもいい

 

と感じました。

 

たまたまマフラーが落ちていたところを通る羽目になっちゃった人。

たまたま1度進入角が良かった為にマフラーをすり抜けられた人。

たまたま踏んだ選手の後ろに居て、前の人が脱落したラッキーだった人。

 

これって、どこで決まっていたんでしょう?

 

なんて考えていました。

 

前を走っていた奴が突然吹っ飛んでいくのは

実力でしょうか?運でしょうか?たまたまの偶然でしょうか?

 

意識が臨界点を超えると

以前にお伝えした方がいらっしゃるかも知れません。

かなり昔、

とある日本人のバイクレーサーが

走行中に自分の体からまるで意識が出てしまったように

レース全体が上から見えてしまったんだそうです。

 

『あ、俺次のレースで優勝しちゃう…』

 

未来の自分の脳に繋がってしまった。

しかも、あまりの集中力の高まり様に

観点が鳥瞰になってしまった。

 

という、出来事が起きたのです。

で、ちゃんと優勝しちゃいました(笑)

日本人初の優勝という快挙を成し遂げたのです。

 

ここまでくると、超無意識の世界と言いますか。

 

逆向きに言えば、

普段の我々の意識はずいぶんと平面的な2次元平面に閉じ込められており

本当に立体的な3次元空間にすらなっていない、ということになります。

 

まぁ、3次元空間が見えるようになる観点は

もう一次元上の観点から見ないといけないわけですが…

 

それが、時速300km/hを超えるスピードという生命の危険が伴うような場で

極限まで集中が高められると出てきてしまう意識状態があります。

 

まぁそれをヨガや密教

呼吸法と瞑想を絡めて作り出している、と言ってもいいのかも知れません。

 

まぁ、かなりぶっ飛んだ仮説ですが

無意識が4次元空間に行けると仮定すると

ありとあらゆる可能性を体験して帰ってくることが出来ます

未来の自分の脳にアクセスして、実際に体験して現在に帰ってくる

というイメージです。

これは無意識でやっている作業なので、自分の意識には上がりません。

 

最終ラップでコケるやつが居たから、気をつけないと…

 

そこまで経験できたら、無意識は避けて通ることができるでしょう。

 

この一連の流れを、3次元的に説明したものが

パラレルワールドということになります。

 

無意識であれば、時空間という制限がないわけですから

いちいち「パラレルワールド」とか3次元世界を作らんでいいわけです。

 

みんなこれを実はやっているけど、

この現実で、うまくいかないのはなぜだろう?ということになります。

 

「運」に見えるもの

「偶然」にしか感じないもの

「実力」を凌駕してしまうもの

 

これらが、無意識という時空に縛られない次元領域で

本当にあったことの集大成だったら、、と考えると

 

どこまで「それ」にエネルギーを与えているか

しかもポジティブに

 

ということになるのではないか、と考えています。

 

本当にざっくり表現すると

 

『夢中になって、追いかけて、楽しんで、諦めない』

 

これをどれくらい日常でやっているか、という感じでしょうか。

 

人の想い、想念は、集めることができるとスプーンを簡単にねじ切れるほどです。

電気的にも影響を与え、コンピューターの乱数発生率が変わってしまいます

 

無意識の世界は、

我々が考え、感じているよりも遥かに深く大きく計り知れない。

それが、ふとこの世に垣間見る瞬間があると

「神業」に見える。

 

でも、人は当たり前のようにいつも使っているものだと思います。

 

ただやっぱり、無意識だから意識に上らず気づかない。

 

『運』に見えるのは、連続性がないから

え、そこでそれ??

みたいなものが「運」に思えますよね。

たまたま、思いもよらない、みたいな。

 

様々な可能性の中の、一番エネルギーが高い状態(=想いが集まっている)が

この現実の現れだとすると

 

無意識とこの現実との繋がりが、わたし的には腑に落ちるのです。

 

4次元空間上で未来の自分の脳に繋がって

サーキット場にマフラーが落ちていて

「それ危ないから踏んじゃだめだよー!」と誰かの声が聞こえたとすると

それ見ちゃう人と

とっさに避けられる人がいる

見ちゃうと、見ちゃう方向に身体は向かうので、間違いなく踏む。

 

普段から、どちらの「癖」を持っているかで

こんな状況の分かれ道が生まれてくるのです。

 

無意識の中の4次元空間上で1万回経験したとすると

何回がその「癖」から脱し、思い通りの行動ができたのか。

ここで上手に経験し、とっさの判断が取れるようになった人は

神業的に避けて通ることができた!

というレース結果になった。

 

これを意識に上ったところだけ(3次元の現在)切り取って見るから

「あの人は運がスゴイ!」

ということになるのではないか、と私は考えているのです。

 

無意識の中で1万回経験し、成功パターンを獲得するには

熱い思い、諦めない気持ち、続ける忍耐力

これを持っている人だと思います。

 

さて、来年はどんなハラハラ・どきどきを味あわせてくれるのでしょうか。

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